石は時代を超えて・・・近所の神社にある徳山石
2015年6月13日(土)晴れ
こんにちは!福岡県一円で、お墓のお仕事をさせていただいています、博多の森石材店の寺田公平です。
梅雨の間の晴れ間。朝に近所の神社へ。きょうは、お参りをしてふと感じたことを。
このお仕事をさせていただいて、18年になりました。最初のころは気づかなかったんですが、「石」は、時代を超えて残っていく、数少ない「素材」だということ。
神社の入り口に建てられている碑です。紋の色は薄くなっていますが、彫刻された文字は、はっきりとしていますね。昔からずっと門の部分を支えています。
裏側を見てみると、昭和11年に建てられたものです。私の父が、昭和9年生まれで、今年81才になりますので、この碑もおおよそ80才です!すごい!
80年前に造られた碑なので、現代のような切削技術(機械)もなかったので、手で加工された風合いを感じます。昔からこの福岡で珍重されてきた、山口県産の徳山石でつくられています。とても耐久性がある素晴らしい石です。
神社やお寺などにお伺いすると、長い年月を超えて、今に続いている「石」に出会います。
私たち「石屋」の仕事は、目の前のお客様に喜んでいただくという大切な役目を果たすこと。そして、もうひとつ、まだ目に見えない、孫やその先の子孫にまで伝わっていくであろう物を、しっかりと作るということです。お仕事させてもらったことが、ずっと残っていくのですから、とても光栄なことですし、責任のあることです。お参りをして、ふと、こんな気持ちが再確認できました。今週もがんばっていきます!
博多の森石材店 寺田公平
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博多の森石材店 担当:寺田
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