宗像市ルンビニー墓苑にて、G654長泰（グレー御影）の洋型墓石を建立。「亀腹加工」や「香箱加工」で、細部まで高級感を感じる丁寧な造り

ご覧いただきありがとうございます。博多の森石材店の寺田公平です。宗像市ルンビニー墓苑にて、G654長泰（グレー御影）の洋型墓石を建立いたしましたので、ご紹介いたします^^

完成したお墓

宗像市ルンビニー墓苑　G654長泰（グレー御影）

 

ご相談いただいた経緯とお墓のご希望

宗像市にあるルンビニー墓苑でお墓の建立をさせていただきました。墓苑からも近い福津市にお住まいのお客様で、「そろそろお墓を準備したい」ということで霊園にお越しになりました。

 

ルンビニー墓苑は、JR東郷駅・東福間駅からお車で３分どのところにある、自然に囲まれた好環境の霊園です。夕方になっていたので、今の季節はだいぶ陽が傾くのが早く、山の影も大きくなっていました。

 

今回お選びいただいたのは、こちらの奥にある墓地でした。人気のある区画で、すでにたくさんのお墓が立ち並んでいます。

 

印のある、1.25㎡の墓地です。お客様が「この辺りが雰囲気がいい！」と感じる場所だったそうで、ここを選ばれました。霊園で基礎が施工されていますので、ここに墓石を設置するかたちになります。

お墓については、縦に長い和型のお墓ではなく、洋型のお墓をご希望でした。また、色合いの濃い石で作ること、墓誌なども設けずにスッキリとしたお墓にすることもご希望でしたので、お考えのご予算も考慮しながらご希望に沿った図面をご提案しました。すぐにご納得いただけて、早速工事に取り掛かりました！

 

完成です！

完成しました！

今回は、もともと整備された基礎の上にお墓を設置する工事を行いました。納骨室、お墓の本体、お花立てや香炉などを据え付けて完成です。ご希望だった濃い色合いの、中国産G654長泰（グレー御影）という石を使用しました。

 

仏石です。「感謝」という言葉は、お客様が初めから明確にご希望でした。こちらからいくつか書体を提案して、石に対してどのくらいのサイズで彫刻するかなどもご確認いただき、この書体・大きさで決まりました。右下にはご家名を入れています。

 

仏石の頭の部分です。洋風な雰囲気に合わせて、すべての角に少し丸みを出すアール加工をして、柔らかみのある仕上がりにしました。

 

台座部分には、「亀腹加工」という加工をしました。丸みのある部分は手作業で丁寧に磨いており、水が溜まらずに流れるのでお墓の長持ちにつながり、陰影が出て高級感ある雰囲気を出すことができます。

 

お花立てと、お線香・蝋燭立てです。細かいご希望はありませんでしたので、お墓に合った洋風の、円柱型のお花立てをご提案しました。お線香・蝋燭立ては、使い勝手のよい、扉付きのものです。

 

印は扉を固定するストッパーの石で、これを取り外して観音扉式に開きます。

 

お花立てです。花筒のつばがきっちり収まって、かつ少しくぼみをつけることで陰が出て素敵な感じになるように、細かい部分ですがひと手間加えました。

 

脱着できるステンレス製の花筒を差し込みます。取り外して水場へ持って行って丸洗いできるので、清潔ですし便利です。この20年ほどは、こちらを選ばれる方が多いです。

 

納骨室の屋根にあたる天板石です。こちらは、台座に施した「亀腹加工」と同様、お墓特有の高級加工の一つ、「香箱加工」です。細部も丁寧に手を加えました。

 

踏み石です。お客様のご希望で、シンプルに仕上げました。汚れにくい、磨き面の踏み石です。

 

お墓作りを終えて・・・

完成後、すぐにお客様ご自身でご納骨されました。「ありがとうございました」とのお言葉もいただき、お喜びいただけました。

今回は、ご希望を明確におっしゃっていただけたので、それを形にするお手伝いをさせていただいて、ご満足いただくことができたかなと思います。実は、お話をいただいて完成まで、２カ月半ほどのかなり短い期間でのお墓の建立でした！ お仕事でお忙し中でも合間を縫ってお打ち合わせをさせていただいたおかげで、ご希望通りのお墓が完成し、お引き渡しの日取りにも間に合わせることができました。お忙しい中本当にありがとうございました！ 何か困りのことなどございましたら、どうぞいつでもお声かけください^^